初心者が作るワードプレスが重たい原因５つの話

doudonn　更新日：2022/12/29

初心者が作るワードプレスは重たい

なんでこんなに重たくなるんだ？と思うサイトが多いので、
重たくなる原因を話したい。

１、プラグインを使いすぎ

初心者のやらかし原因No.1だと思う。

プラグインは使えば使うほど重たくなる。
キャッシュプラグインとかは別ですが、基本的には最小限に抑えよう。
自分が必ず使っているのは下記５つ。

・All In One WP Security
→セキュリティ対策で必須

・Classic Editor
→これじゃないとダメなのです

・Google XML Sitemaps
→なんでもいいので使い慣れたやつを

・UpdraftPlus
→最高のバックアッププラグイン

・WP Multibyte Patch
→とりあえず入れておきたい

これ以外はほぼ不要です。
というより、これ以上あんまり入れてはいけない。

「WP_Query」は使えば使うほど重たくなる。

サイドバーや記事下に記事一覧を表示するとなると、
ほぼこの「WP_Query」を使っているはずです。
これは便利なのですが、とても重たいので使ってはいけない。

配布プラグインはこれを使いまくっています。
「SEOに良いテンプレ！」と言いながら実態はクソ重たいクソ仕様です。
これは万人向けの配布テンプレなので仕方ない。

「WP_Query」を使わないでやろうとなると、自力でのプログラミングが必須になる。
次の記事を参考にしてみてください。

「Lazyload」は画面に表示されている画像だけを読み込むというやつ。

ページを開いて全ての画像をダウンロードするようでは遅い。
とりあえず見えている部分の画像だけをダウンロードする。
それが「Lazyload」という技術です。

jsを使う方法と「loading=”lazy”」を使う方法がある。
今ならもう後者で良いだろう。

配布テンプレならほぼ対応していると思いますが、
使っていないとやばいので一度確認してみてください。
「Lazyload ワードプレス」でググればいくらでも見つかる。

最低でもエックスサーバーレベルを使いたい。

昔から遅いサーバーといえば「さくらのレンタルサーバー」。
自分もここに苦しめられたものです。
エックスサーバーは速すぎて泣けるくらいです。

このサイトもエックスサーバーのスタンダードプランですが、速すぎる。
ここの何が良いか？というと、一人当たりの制限がほぼ無いこと。
サーバースペックをフルに使うことができます（その代わり他ユーザーの影響を受ける）。
さくらが遅いのは制限があるためです（安定はしてる）。

おおよそ月額1000円が目安です。
ここをケチってはいけない。

アドセンスは当然激重。
Amazonなども貼りまくると重たいです。

アドセンスは貼れば貼るほど重たい。
1ページ3個くらいに抑えることをおすすめします。
20個くらいあるまとめサイトとか、オンボロAndroidじゃ表示できません…。

Amazonなども普通に貼ったら「iframe」での表示になるので、
これがまたメチャクチャ重たいです。
このあたりの貼付はAPIを使ったものにしよう。

どれだけ他を軽くしても、広告が重たいと全てが無駄になる。
結局、ここもプログラミングの知識が必要になってくる。

初心者向けの仕様だと重くて当然。

「貼付するだけ」「記事を書くだけ」という初心者向けの仕様では重たいです。
軽さを犠牲にして便利さを追求している。
「重たくなるけど、クリック一つでできるようにするぞ！」と。

結局、「プログラミングなんかできません！」というのが悪い。
自分で実装できないからとプラグインに頼り、重たい処理を連発する。
よくわからないからとただ画像・広告を貼る。
それだと重くなって当然です。

是非、配布テンプレやプラグインに頼らないところから始めてみてください。
ワードプレスの仕組みが理解できれば、それだけで速くなるはずです。