doudonn WEB制作やサーバーの話とかいろいろ

レンタルサーバーでの冗長化方法の話

  doudonn 更新日:
レンタルサーバーでの冗長化方法の話

レンタルサーバーでの冗長化

レンサバはよくサーバーダウンするので、冗長化をしたくなる。
実際、そんなのやるならVPSになるのですが、
レンサバでやる方法を簡単に紹介します。

1、GLSBを利用する

レンタルサーバーでの冗長化 さくらのクラウドのGSLBを使う

さくらクラウドのGSLBを使う。

これは登録したIPアドレスに分散してくれるサービスです。
ダウンしたサーバーへは送らないようにできる。
どのIPアドレスでも登録可能なので、レンサバでも使えます。

レンサバを2つ契約して、全く同じ内容にします。
更新が無いサイトであればそれだけでいい。
更新するサイトならば同期が必要になる。

2、同期する方法

レンタルサーバーでの冗長化 SSHでrsyncを使って同期。

SSHでrsyncを使って同期。

SSHを使えてrsyncも使えるレンサバならば可能。
エックスサーバーならできます。
ここはお試し契約で確かめてほしい。

難点としては手動での同期になるのと、
グローバル回線を使用するため同期が遅いこと。
リアルタイムで即反映という感じにはできません。
タイミングにより404エラーになる可能性がある。

ファイル系はこれで同期できますが、問題はデータベース。
都度データベースを保存して、それに入れ替えるといった方法になる。
とても面倒なので、できればDBの同期をしない方向でいきたい。

3、DBを使わないブログにする

レンタルサーバーでの冗長化 DBを使わないブログにする

静的化等をして、そのファイルだけを同期する。

自分の場合はDBを使わずPHPでブログを作っています。
この場合はPHPファイル等だけ同期すれば良いので楽。
レンサバを使った冗長化も簡単です。

レンサバでの冗長化でワードプレスは難しい(というか面倒くさい)。
できないことは無いですが、脱DBなブログにすることをおすすめします。
探せばけっこういろいろありますし、自作しても簡単です。

4、VPSが楽ではあるけども

VPSは性能が悪いので遅い

VPSは性能が悪いので遅い。

エックスサーバーとかの方が圧倒的に速いです。
したがって、レンサバで冗長化をするのが性能的には最強。
負荷に困っている人は検討してみてほしい。

ダウンした時用の予備としてスタンバイしておくのも良いと思う。
これなら同期の諸問題は関係なくなる。

まとめ

GSLBを使えばレンサバでも冗長化は可能。

同期をどう上手くやるか?が課題になりますが、
サーバー管理ができる人なら大丈夫だろう。
負荷分散兼の冗長(アクティブ・アクティブ)に是非挑戦してみてほしい。

バックアップ・予備(ホットスタンバイ)として作っておくのも賢くて楽。
顧客のサイトはレンサバを使っている会社が多いと思いますが、
別のレンサバにバックアップとして構築しておくことをおすすめします。
エックスサーバーと、ConoHa WINGなどなど。

月額1000円で大きな安心。
アクティブ・ホットスタンバイの冗長化もおすすめです。

サーバーの関連記事

記事一覧はこちら:サーバー

管理人について
doudonn
名前:doudonn(どうどん)
ひたすらWEB制作な人。
一応社長です。音ゲー好き

プロフィール
お知らせ

2022年11月30日に全記事削除しました。
無駄にページ表示速度にこだわってます。

役立ちサイト
wiki

プライバシーポリシー・広告について


© 2022-2024 doudonn All Rights Reserved.