バリュードメインでのCNAME設定方法を解説(CDN、ロードバランサを使う時などのDNS)
バリュードメインでのCNAME設定方法
DNSとかネームサーバーとかを理解している人なら簡単。
理解していない人には意味不明なところなので解説したい。
※ロードバランサやCDNを使う時などにやることになる
1、ネームサーバーをバリュードメインに設定する
CNAMEはネームサーバー先が設定するもの。
バリュードメインで取得したドメインをレンサバのネームサーバーに設定する人が多いだろう。
この場合、CNAMEの設定はレンサバ側のDNS設定でやらないといけない。
したがって、ネームサーバーをバリュードメインのものに設定します。
レンサバをそのまま使う場合はレンサバ側でCNAME設定をしても良いです。
ただ、CNAME設定ができないレンサバもあるので、そこはバリュードメインの出番。
さくらVPSなんかはそうですね。
2、バリュードメインのネームサーバーに設定する方法
「ネームサーバーの設定」のページを開き、
「ns11~13.value-domain.comを利用する」をクリックして保存してください。
ネームサーバーを変更した瞬間から移行が始まります。
そのためこれは移転の最終段階です。
絶対に間違いないことを確認してから保存を。
切り替えを早くするためには数日前からTTLを300とかにすると良いと思います。
経験上、だいたいその数値で反映されるようになる。
本当は先に下記のDNS設定をしたいのですが、
ネームサーバーをこれに変更してからじゃないと設定できません。
3、バリュードメインでDNSの設定をする
変更したいドメインの「DNS情報/URL転送の設定」のページを開いてください。
バリュードメインはテキストで記載して設定します。
記載方法はページ下に細かく書かれているので、
それを見ればだいたいわかると思います。
上の図はCNAME設定するサンプルです。
//ドメインをCNAME設定する場合
cname @ cdn.com.
//サブドメイン「img」をCNAME設定する場合
cname img cdn.com.
「@」はドメインのことです。
だいたいこの2パータンになると思います。
CNAME先のドメインの最後に「.」が必要なので注意を。
ネームサーバーを切り替えることになるので、
CNAMEだけでなくAレコードも必須。
必要ならばMXやTXTも記載ください。
まとめ
バリュードメインのネームサーバーを指定して、
バリュードメインのDNS設定画面でCNAME等を設定する。
DNS設定がテキスト形式なので初心者には不親切ですが、
理解できればコピペでサクっとできるので優しい。
一応は「設定間違ってるよ!」と教えてくれる機能もあります。
新しいDNSの反映はブラウザごとに違ってくるので、
切り替え後はいろいろなブラウザ・端末で確認してください。